お金の街okane-town
MONEY COLUMN BY KAZUKIBI

「まだ使える」と「もう買い替えたい」のあいだ

壊れてはいないけれど、新しいものが気になる。買い替える理由を少し考えると、使うお金にも、使わない選択にも納得できるかもしれません。

小さな街とノートを描いた、お金のコラムのイラスト

新しいスマホの紹介を見ていると、今使っているものが急に古く感じる。昨日までは特に困っていなかったのに、写真のきれいさや新しい機能が気になってくる。服やかばんでも、似たような気持ちになることはありませんか。

まだ使えるものを買い替えると、少し後ろめたさを感じることがあります。でも、壊れるまで使うことだけが正解とも限りません。毎日使うものの小さな不便がなくなったり、気に入ったものを持つことで気分が明るくなったりする。そうした良さも、お金の使い道のひとつだと思います。

一方で、新しいというだけで欲しくなっていることもありそうです。買う前に、「今のもので何に困っているのか」「買い替えたら何が変わるのか」を少し考えてみる。人に説明するためではなく、自分が納得するためです。実は今のものでも十分だと気づくかもしれませんし、毎日の使いにくさを改めて感じるかもしれません。

たとえば、毎日履く靴なら、見た目だけでなく履き心地も大切です。スマホなら、必要なアプリが使えるか、電池が持つかも気になります。ただし、安全に問題があるものや、セキュリティ更新が終わった機器などは、まだ動くかどうかだけで判断しないようにしたいですね。長く使うことと、無理に使い続けることは別だと思います。

少し待っても欲しいなら、予算と相談して買い替える。気持ちが落ち着いたなら、今のものをもうしばらく使う。どちらを選んでも、自分なりの理由があれば、買った後も買わなかった後も納得しやすそうです。「まだ使える」と「もう買い替えたい」のあいだで、ときどき立ち止まる。その時間も、暮らしに合うお金の使い方を探す一部なのかもしれませんね。

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